PROFILE
プロフィール
所属:キタデザインチーム 入社10年目
出身大学:福井大学 建築建設工学科 卒
これまでのキャリア:キタデザインチームチーフ→結婚・出産後時短勤務で復帰
INTERVIEW 01
喜多ハウジングとの出会い、入社を決めた理由を教えてください
生き生きと働く先輩社員の姿と、
お客様の思いに寄り添える仕事に惹かれました。
新卒で入社し、今年で10年目になります。福井大学で建築を学んでおり、住宅に関わる仕事を中心に就職活動をしていました。当社を知ったのは、大学の先輩から「インターンシップがあるから参加してみないか」と紹介してもらったのが最初のきっかけです。
決め手はいくつかあるのですが、一つは、採用担当だった先輩社員の方の姿でした。すごく、生き生きとお仕事をされていて、その様子がとても素敵だと感じました。もう一つは、リフォームという仕事そのものに惹かれたことです。当初はリフォームのお仕事は全く考えていなかったのですが、喜多ハウジングの仕事内容を知るうちに、新築とは違い、リフォームはよりお客様の家に込められた強い思い入れに寄り添える仕事なのではないか、と感じました。

INTERVIEW 02
現在の仕事内容と、どのように仕事を覚えていったのか教えてください
お客様へのヒアリングから完成までを一貫して担当。
現場研修と先輩の補助から、着実に仕事を覚えました。
入社以来、キタデザインチームに所属しています。私たちの仕事は、設計という領域だけではなくお客様のお家へ最初にお伺いするところから、工事が完成するまで、一貫して寄り添っていくのがキタデザインチームの役割です。どういったリフォームをご提案するかを考え、方向性が決まれば設計、プランが固まれば内装やキッチンなどを選んでいく。その一連の流れを一貫して担当します。
基本的には、施工管理のキタエンジニアチームの方と二人一組でお客様を担当します。営業・設計に関する部分はキタデザインチームが、施工に関する部分はキタエンジニアチームが中心となり常に協力しながら進めています。
もちろん、入社してすぐに全てができたわけではなく、仕事を覚えるのにはやはり苦労しました。最初の頃は、午前は現場研修で建築の基礎を学び、午後は先輩の業務を手伝うという毎日でした。ご提案図面の修正といった部分から始め、お客様との商談にも同席させていただきながら、少しずつ設計の練習を重ね、着実にできることを増やしていった、という道のりです。

INTERVIEW 03
仕事の難しさや、責任を感じるのはどんな時ですか?
お客様にとって暮らしに関わるからこそ、
一つひとつの選択に大きな責任を感じています。
お客様にとっては非常に高額なお買い物ですので、常に大きな責任を感じています。些細なミスからクレームになってしまった経験もあり、それはもちろん大変でした。ですが、それ以上に日常の一つひとつの選択にも大きな責任が伴います。例えばカーテンや壁紙を選ぶにしても、それはお客様の暮らしの一部となり、簡単には変えられません。「何を選んだらいいのだろう」と、最初は一つひとつの選択に深く悩み、非常に時間がかかっていました。ですが、そんな時も周りに相談できる先輩方がたくさんいらっしゃるので、一人で抱え込むことなく、一つひとつ聞きながら乗り越えることができました。
経験を積む中で、築100年を超えるような、歴史的価値のある古民家のリフォームを任せていただいたこともあります。その設計をやり遂げたことは大きな自信になりましたが、同時に「この建物の価値を損なうようなことはできない」という、強いプレッシャーも感じていました。着工の日には、今でもその時の気持ちを思い出し、身が引き締まります。それだけ価値のある仕事に携わっているという実感があります。
INTERVIEW 04
瀬川さんにとって「ずっとここに居たいと思うこと」を、叶える。とは?
10年、20年先も快適に暮らせる家をご提案し、
リフォームの過程そのものも楽しんでいただきたいです。
お引き渡しをした時がゴールなのではなく、その先、10年後、20年後もお客様がずっと快適に暮らし続けられるお家をご提案することだと考えています。
時が経ち、ライフステージが変化することで、暮らしにくさが生まれることのないように。お客様が何年先までを見据えていらっしゃるかにもよりますが、私たちは常に少し先の未来まで見通したご提案を心がけています。例えば、「今はまだお元気でも、10年後を考えると寝室は1階の方が安心かもしれません」といった視点です。その実現のため、これからも学び、成長し続けたいと強く思っています。
私たちはお客様から、大切なお家のリフォームという大きなお買い物を任せていただいています。だからこそ、完成した時だけでなく、リフォームの「過程」そのものも、お客様に心から楽しんで、喜んでいただきたい、と常に考えています。
例えば、設計プランをお出しした時は、お客様の期待が大きく膨らむ瞬間です。「自分の家がこんなに素敵に変わるんだ!」と心からワクワクして、お家に帰ってからも「あそこがこうなって…」と、新しい暮らしを想像して楽しめる。そんな、打ち合わせの時間そのものから価値を感じていただけるような関係性を、お客様と築いていきたいと思っています。
INTERVIEW 05
働く環境、特に産休・育休からの復帰体験を教えていただけますか?
柔軟な働き方と周囲の理解に支えられ、
産休・育休後も安心して働くことができます。
他の会社と比べても女性の割合が多く、やる気があれば活躍できる会社だと思います。私自身、1年間の産休・育休を取得し復帰しました。周りに取得経験のある先輩や同僚がとても多いので、安心して休みに入ることができました。
復帰する際は、「家のことと仕事、本当に両立できるだろうか」と、やはり不安でした。今は時短勤務という形を取っていますが、会社にはパート勤務やフレックスタイム制もあり、必要であればリモートでの勤務も可能です。その時の状況に合わせて、自分が「これなら続けられる」と思える働き方を、会社が一緒に考えてくれるのです。
そして何より、制度だけでなく、周りの方々の温かい配慮があります。例えばイベントの片付けで「早く帰っていいよ」と声をかけてもらったり、子どもの急な体調不良で休んだときも、皆さんが快くフォローしてくださいます。だからこそ、ライフイベントを機にキャリアを諦めることなく、長く働き続ける方が多いのだと思います。
社員教育にもすごく力を入れてくださっていると感じます。若手に限らず全社員が学び続けられる環境があります。新入社員向けの勉強会や、月に一度の「リフォーム大学 中級編」などを通じて建築や商品について学ぶ機会があり、社外研修に参加することもできます。
特に入社2年目に参加させてもらった社外研修は、大きな転機になりました。様々な会社から参加されている方々の中に身を置いたことで、研修での学びはもちろん、客観的な視点で自社を見つめ直すことができたんです。その時、「自分は本当に恵まれた環境にいるんだな」ということを、改めて実感しました。

INTERVIEW 06
これから喜多ハウジングで共に働く仲間に向けて、メッセージをお願いします
「人の役に立ちたい」という気持ちが大切です。
ライフステージの変化に対応できる環境で、挑戦を待っています。
「人の役に立ちたい」という純粋な気持ちがある方は、とてもやりがいを持って働ける仕事だと思います。常にお客様のために何ができるかを追求していく仕事ですので、そうした想いを大切にされている方には、ぜひ挑戦していただきたいです。また、「人と関わることが好き」という方も、お客様との信頼関係を築いていくことが何より大切なので、きっとこの仕事にやりがいを見出せるはずです。
女性の学生さんの中には、ご自身の将来のライフステージを考え、キャリアに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、当社は社員一人ひとりの状況に合わせ、時代とともに働き方も進化し続けています。私が入社した頃にはなかった制度も、今ではたくさんあります。もし迷われているなら、安心して未来を描ける選択肢として、当社を考えてみていただけたら、とても嬉しく思います。

お客様がずっと快適に
暮らし続けられる家を